長門沢瀉と丸に三つ柏の家紋ステンシルクッキー
鈴本演芸場が開設したYoutubeチャンネルのアイコンで使用している家紋が特徴的でかわいかったので作ってみました。
思い立ってカッティングマシン(silhouette CAMEO3)を買ってみました。
普通にステッカーをカットしようと思ってたけど、そもそもカットする前にプリントしたい。けど、普通のインクジェットプリンタ持ってない。
オンデマンド印刷するとなると紙をレーザープリンタ用のシール紙を買わないといけない。
マシン側アプリケーションのイラレ拡張のアプリSilhouette CONNECTを使うと印刷したものとの位置合わせがうまくいきそうだけど、逆にこれがないとうまくいきそうにない。
そのSilhouette CONNECTは付属アプリかと思ってたら有料(5,500円)だった。
と、プリントしたステッカーを作りたいなぁと思ったらここから少し投資しなければいけない事がわかったので、ステッカーはとりあえずやめる。
という事でステンシルクッキーのステンシル部分を作る事にした。
クリアファイルをカットするなら安く試せるから。
が、いきなり紙やステッカーより厚みのあるものをカットしようとした為勝手がわからず。
以下初回の四苦八苦したメモです。
レシピ
ステンシル
イラレ
切り落としてしまわないようにどこか繋がっている必要がある。
アルフファベットの「O」とかそのままだと真ん中が抜けちゃうので輪の一部を切って外と繋いでおく必要がある。
この柏の紋はそっくり葉が抜けてしまうので葉の先を外枠と繋いでいる。
また、葉同士も離れないように繋げている。
沢鷹は上の部分が細いのでばらけないように繋いだ。
繋いだ部分はココアが乗らない部分なので、ステンシルを剥がした後に竹串などで補正する。
一番細いところ(柏の葉脈の先端)で0.35mm、綺麗に抜けるのか!
カットされた後は0.35mmではなかったけど1mmもなかった。いけるもん。
本当は柏は反転バージョンが良かったけど、葉脈だけを残すのはどうしてもパラパラししてだめだった。
6cm 紋のサイズ
13.5cm 外枠
(デザインによるけど、ココアを載せる時版の裏表わからなくなると粉が無駄に付着するのでその辺わからなくならないように工夫しておく。)
jpgで書き出し。
Silhouette Studio(付属ソフト)
- jpg読み込み
- サイズ合わせる
- トレース
- 選択範囲
(★このつまみをどう調整したいか)
デザインが細かくなければパキっと決まるはず。 - 設定
- カット
シルエット カメオ(silhouette CAMEO 3)でステンシルクッキーの版をつくる
(動画に関係ないフリーの音楽つけるのが好きです。急に終わります)
厚み
今回のカット対象物がクリアファイル。紙より結構厚い。
0.1mm 紙
0.4mm クリアファイル
わずかな厚み差に見えるけど結構これがキツイ。
オートブレードでカットした。
クラフトブレードも買って「11」で試し切りしてみたけど、カット対象物に厚みがないのか?設定がおかしいのか?なんか刃がグラグラして全然ピシっとカットできないのでやめた。
オートブレードで2回切りっていうのもみたけど、対象物のセットが完全にピッタリいく構造だとは思えないのでやらなかった。
カット
この設定でも完全に綺麗に抜けてはいない。
貫通してるとこしてないとこはあるが、刃は入っているので糸口をみつけて地道にピンセットで抜いていく。わりと抜けるもんです。
3Dプリント
柏は外に枠があるように見えるサイズに、沢鷹は綺麗に収まるように計算して抜き型をつくる。
今回は中押し部分を作らなくていいからラク。
フィラメントがなくなったので交換した。
今まで透明→黒だったので蛍光緑がかわいい!
クッキー
---
バター70g
砂糖60g
卵1こ
小麦粉170g
---
のいつものスタイル
夏!クッキー生地すごいダレる!
冷蔵庫→伸ばす→抜く→冷蔵庫
ステンシルのせる
ココアふりかける
筆で余分な部分をはらう
ステンシル剥がす
つなぎ部分で白いところを竹串で補正する
焼く!170度25分
できあがり!
ココアがオレオのパロディを作った時のブラックココアなので、黒すぎて美味しそうなお菓子感が全くないけど、家紋感はよりあるような...